接触

「珍しいキノコ舞踏団」を観にいってきます。

去年教育テレビでやってて、UAがうたのお姉さんというスバラシイ音楽番組「どれみのテレビ」で全面振り付けしてたのが「珍しいキノコ舞踏団」です。
番組の最後の<ドレミの音頭はミミズンド〜♪>のヘンテコな踊りが印象的。
あれ見よう見まねで踊ってみると、すっごく楽しいんですよ!!宇宙人か何か、人間じゃない生き物になった気分になれます。

行ってきました。

お姉さん5人だけの舞台だが、みなダンス体型できれいでした。
手足が細長く、スレンダーで見栄えがする。
だけど、プロが踊るぶん、キレイになっちゃってるな。
バレーとかダンスのテクニック的な部分がすごいと思ったけど、どれみのテレビの親しみやすさはなかったのが少し残念でもあり。。。
舞台で流れる曲はメランコリックで気に入った。この舞台曲はフランスで好評だったらしいが、うん確かに、今回はダンスも含めて全体的にフレンチな雰囲気があった。
3拍子の曲の一泊目で動きを「止める」というダンスがあって、そこのポーズがさすが!珍しいキノコ独特で、面白かった。


特別奇妙に見えたのは、「接触」の多いダンスだったから。
水ッ気のある感じがしました。
一人で踊る人は周りのクッションとか机とか、床とか常にどこかの面が物に接触している。
二人で踊っている人は、頭であったり、手であったり、お互いにどこかしら必ず接触している。
そこが奇妙で、なんか漠然としたぬめり(粘膜)を感じた。不快?・・・といえば不快かもしれないが、安心感もある何か。拭い去れない不快な粘膜・・・安心感・・・変な感じ。。。
それは、そうだ。「依存」の感じ。



まあ、超おもしろーい★とはいかないまでも。ダンスの醍醐味はありましたよ。
今回のタイトルは「家まで歩いていく」。
とりあえず、俺的サブタイトルは「孤独への恐怖、それゆえの依存」としようかね。今んとこ。