悟りの桝野→語りの桝野

世界一売れている現役男性歌人。桝野浩一率いる歌人グループ「啄木」のライブ(っていうか桝野さんのトークライブ)。。。延々4時間!!!
プロデューサーは河合克夫氏。
  

桝野さん(歌人)と河合さん(漫画家、イラストレータ?)という血縁を疑うほどそっくりさんの二人は、現在「銀紙金紙」という「ネオ双子おかまユニット(HP抜粋)」で活躍中。映画史に残る空前の大ヒットを記録した松尾スズキ氏の映画「恋の門」に出演。マッシュルームカットのイメクラの客(実は双子という裏設定)という大役をこなした。
行ってみて損はない。→http://www.matsuosuzuki.com/kingin/

客層の大半は20代女性・・・・やはりな。
桝野さんの私生活から短歌界でいかにご活躍なさっているかを自己紹介するだとか、4時間ずーっと。途中からもうすでに本性が見え隠れする、とっても濃いライブでありました。
客席からステージがヤバイほど近いというのもあり、何事も包み隠さずおっしゃるも桝野さん独特の話し方もあり、そのアットホームぶりはむしろ観客がどうしていいかわからないくらいだった。
内容はいろいろありすぎて、書ききれないけれど、まあ簡単にいえば、すっげー面白かった。アルコール入ってもあんなにテンション上がらないよってくらい自分ハイでした。
でも、俺的に桝野さんのイメージは130度くらい変わった感じだ。
かつてのイメージでは桝野=僧・清潔感・悟りだったけど、実は意外に俺様というか、嫌なやつだなとおもいました。
まあ、そこらへんもひっくるめて芸風(いや、作風)なので。良いですよ、すきですよ。
河合さんと二人でわざわざアンナミラーズ打ち合わせするあたりも乙だと思いますよ。
だって、短歌添削に逐一つきあってくれるマメさは、やさしさの証拠なんですよ、きっと。
私もいつしか短歌投稿せめ!


そしてそして、さらにラッキーなことに!
雑誌「編集会議」の編集部のお姉さんがなんと横のテーブルにいて、ワタシお話してしまったョ(照)ええ、ええ、読者ですから!うふふふふふ。
で、ちゃっかり森見登美彦を推薦してきました。
いやあもう巷では四畳半旋風でもう大変なんスよ!
流行なんていくらでも捏造してやる。