ハードカバー高えよっ!
今いちばん、小川洋子が読みたい!
立ち読みしてわかった。私は彼女の文体がすごく好きだ。淡々としてる雰囲気が梨木香歩に近いからだろうか。
タイトルセンスもすごくいいと思う。短いのに、上手い。
「博士の愛した数式」
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/08/28
- メディア: 単行本
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- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/04/13
- メディア: 単行本
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そういえば今まで数式がタイトルになってんのって見たことないよね。
そして「ブラフマン」ときて「埋葬」です。スゴイ、この文字の並びスゴイ!
文型少年少女はブラフマンにまず惹かれます(笑)んで、「埋葬」っていう静かな含みのある文字が続きます。
立ち読みした限りだと、ブラフマンという正体不明の動物が主人公に拾われて共に暮らすという話っぽい。でも、そこで埋葬でしょ?うわわ、死んでしまうのかしら?それとも意識的に埋葬するってこと?
とにかく、期末終わったら読むぜ!絶対よむー!
つい最近まで食わず嫌いだった推理ものだが、「モンスター」とかデスノとか京極とかの影響でここんとこ自分的ブーム来るかも。
宿題からの逃避ついでに、推理小説で名高い森博嗣の本を一冊「None But Air−ナ・バ・テア−」読んでいる。これは推理じゃないけどね。ラストエグザイルから航空機・飛行艇ものがツボになりました。爽快だよね!空ってやっぱ好きだな。設定・展開的には森さんなかなかすごいやん!って思いました。主人公が僕っていってるから、途中で女性と知っておどろきました。面白〜★ジェンダー学かじってる身としては、男の人がこういう設定を書いてくれること自体とてもうれしいのです。そこらへん森博嗣氏、評価します。海辺のカフカに大島さんが出てきたときも、すごく感心したっけ。さすが春樹だよな★
そういえば友人が森はあんまり好きじゃないと言っていたのを思い出す。しかし、その友人の文体自体ちょっと森に似ていたと思うぞ。確かに、トークシーンの台詞回しは上手いけど、心理描写の部分がちょっとでしゃばりすぎかなって思う。まあ、でもそこは作家の個性だから。
ナ・バ・テア―None But Air (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/10
- メディア: 新書
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