マイノリティの強さ
今気付いた!ぽきぃの日ですネ☆
逃げまくり。激走ネガティヴ。
Esseyが終わらないんだもん。。。
アイヌ民族について。英語である。英語の資料探さなきゃいけないんだけど、手抜きで日本語検索をかけていた。そして出会ったHPだ。
そのなかで、結城 幸司(アイヌ・アート・プロジェクト代表)という人のHP開設にあたってのコメントに強く心を打たれる。
「アイヌ世代のウタリとして」から抜粋
自分の生まれた日本の中で、本当の歴史を語らず知らずに、その人生を進んでいる人が多い。
どんどん人の思考が軽くなっていくメディア作用。
5分前のニュースで、命の尊さを訴えておいて、次の場面で笑っている自分を情けなく思う今日この頃。もっと大切なものへの想いをきちんと考えて伝えていける人生を歩みたいと考えます。
そんな中、自分たちの祖先のこと、文化のこと、将来のことをきちんと伝えるサイトの立ち上げを高く望んでいます。
今、エルシカイン君、キミも父となりこのアイヌの血を次につなげました。
その子の将来において、正しい理解を得られず、君がうけた悲しみを伝承することなく
豊かで大きな人生を歩んで欲しいと願うならば、正しい情報を伝えるべく、伝承者となるようお互いにがんばりましょう。
「その子の将来において、正しい理解を得られず、君がうけた悲しみを伝承することなく豊かで大きな人生を歩んで欲しいと願うならば、正しい情報を伝えるべく、伝承者となるようお互いにがんばりましょう。」という言葉が特に好きだ。
正しい理解をえられないことで苦しむ。訴えても訴えても、誤解されてしまう。しかし、それでもただひたすら本当の情報を一般に伝えていくこと。ほんの少しづつでも、理解につながっていくことを信じる。絶対に絶望してはいけない。
立ち向かえ!という、ゆるぎない姿勢を感じる。
マイノリティとして、アイヌの人々のこの姿勢に、私はとても励まされた。
アイヌの人たちはその出生からしてマイノリティであるから、私のなんか及びもつかないほど切実な思いなのだろう。そう考えると、他との些細な違いを見出してマイノリティだと思っている自分が情けなくなるが、自分が決して多数に属してはいないという自覚はある。確信している。そして、そういう自覚がある人は、私と同年代なら、いや年代・性別に関係なく、かなりいると思う。自分がマイノリティだと思っている人は人数的にはマジョリティだってことも言えちゃうかもしれない(笑)妙だけど。
「マイノリティの強さ。」
そういえば、橋本治もこのようなことを言っていて、弱虫の私は常にこの主張に支えられてきたのだった。
あぁしかし、いくら感動したところでエッセイは書けないのですよ。