沈ム。。。

大学の教会のクリスマス礼拝。キャロリング

「こんなに日本語が大切にされていないのに、どこがInternationalだ。
 独りで悩みを抱えているひとがたくさんいるのに、どこがCristianityだ。」

という、教授の言葉に打たれた。
いわれてみれば。

ここは名前からして「理想」主義的な学校なんだなあと実感する。
道理で、浮世離れした卒業生を数多く輩出しているわけだ。
学問面での理想ならば、名前倒れになってないところが、よくやるよなっていうか、まあ。この学校の凄いところだと思うけど。
入学当初から、何事にも懐疑的に接するCritical Thinkingをたたきこまれる。
机上の空論ばっか、大丈夫か?と心配になったことがあった。
まだ世の中が、整然と説明がつくものだと思っているきらいがある。。。ぜんぜん諦めてない。
しかし、この8ヶ月は私をも、そんな校風に呑み込んでいったのだった。
「世の中が、整然と説明がつくものだと」はまさか思ってはいないが、その姿勢が学問の基礎なんだろうな。と薄々感じてきた。


一方、International Cristinanityなどという、精神面の理想が生徒の日常でも実行されているか?といったら、、、否定も肯定もできないな。さあ、どうでしょう?といったところ。
自分自身でも、頭ではわかっていることでも、どうしても実行できない正義がたくさんある。正義だと思った道を、あえて(リスク回避のために)選ばない。という状態は、自分的にはニュートラルでいるつもりだが、結果的には正しくない(倫理的でない)道を選択していることとかわりはない。

哀しいなあ。


蝋燭の火・・・ネガティブなんじゃなくて、でもなんだか、ひどく泣きたい。



+α
今読んでる本に←敗戦直後の日本文化に関する章で
「カストリ文化」誕生の簡単な経緯が書いてあった。
酒の粕から作ったアルコールを「カストリ」といい、3杯飲めばひどいことになるとか。それに由来。
京極の説明とおんなじだーーーー!